
第26回合同運動会
5月3日に、第26回合同運動会が開催されました。今年は、前日まで天気が悪く、運動会が開催できるかどうか心配でしたが、ご利用者様の「運動会をやりたい」という想いが届いたのか、当日は澄み渡るような青空に恵まれました。
トロフィー返還、選手宣誓後、準備体操をしていよいよ競技開始。今年の運動会の競技は全10競技。その中でも今年は、「台風の目」「鈴割」「ミックスリレー」の3競技が特に盛り上がりを見せました。
台風の目では、ご利用者様と職員が一体となり、カラーコーンめがけて走り回りました。ご利用者様と職員が2人ずつ棒を持って走り、大きく体を傾けてコーンを軸に回ると遠心力がかかり「うわーっ」と大声と笑い声が飛び交い、ダイナミックな動き見られました。
鈴割競技では職員お手製の鈴を割るというシンプルさながら盛り上がりを見せた競技でした。ご利用者様はスタート合図のピストル音が鳴ると頭上高くに掲げられた鈴玉目掛けて紅白玉を投げました。競技中は「どんどん投げるよ」「ぜんぜん当たらない」「まだ割れない」などの声が上がり、夢中になっている様子が伺えました。見事鈴玉が割れると紙吹雪が舞い「おめでとう」と書かれた垂れ幕が下がり、ご利用者様からは「やったー!割れた」という達成感と共に大きな歓声が上がりました。
ミックスリレーでは授産学園、厚生学園の選抜されたメンバーが自分の持てる力を十分に発揮できた競技でした。ミックスということもあり、ご利用者様だけではなく、職員も一緒にタスキを繋ぐ競技であった為、普段見ることのできない職員の表情を見たり、共に競技を楽しむことでより一層ご利用者様と職員の絆が深まったようにも感じられました。
運動会後半には、294トレーナーでお馴染みの山田哲也トレーナーによる体操が行われ、山田トレーナーの声に合わせながらご利用者様、職員が同じ動きを行う事で、一体感を感じさせました。
すべての競技が終わり、結果発表のとき。授産学園。厚生学園のご利用者様、職員は祈るように結果を待ちました。今年の勝者は授産学園と告げられると授産学園のご利用者様、職員共にガッツポーズ。今年惜しくも負けてしまった厚生学園は「今回は負けてしまったけれど、来年またリベンジする」といった決意を胸に授産学園の勝利を称えていました。
今年の合同運動会は新しい競技もあり大いに盛り上がりと五月晴れという爽やかな雰囲気の中、無事に終えることができました。